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リヒナー : ジプシーの踊り

Heinrich Lichner : Gipsy Danza

作品概要

ハインリッヒ・リヒナー(1829-1898)は、ドイツ・シレジア地方出身の作曲家・オルガニストです。ブレスラウ(現ポーランド・ヴロツワフ)で教会オルガニストや合唱指揮者として活動しながら、ピアノ教育用の小品を数多く残しました。「忘れな草」「舞踏の時間に」と並ぶ代表作がこの「ジプシーの踊り」です。

独特の音階を持つエキゾチックなジプシー音楽は、ヨーロッパの作曲家たちに多大な影響を与えました。リストの「ハンガリー狂詩曲」、ブラームスの「ハンガリー舞曲」、ハイドンの「ジプシー・ロンド」など、実に多くの名曲を生んでいます。この曲は、流浪の旅を続けるジプシーたちが川のほとりで焚き火を囲み、バイオリンの演奏と手拍子に合わせて歌い踊る様子を描いています。

曲はニ短調、4分の2拍子。ロンド形式(ABACA)で構成され、情熱的なAの部分と、コラール風の祈りを思わせる静かなCの部分とのコントラストが印象的です。右手の16分音符がバイオリンの旋律を、左手のスタッカートが手拍子を表現しています。装飾音はバイオリンのピチカート(弦を指で弾く奏法)のように軽やかに。68小節目の「sostenuto con anima」では心を込めてたっぷりと歌いましょう。テンポに少し余裕を持たせると、異国情緒がより引き立ちます。

楽譜ダウンロードDownload Score (PDF)
難易度 A
ページ数 4 ページ
MIDI midi
ライセンス Creative Commons Attribution 3.0
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